リクエストが一番多かったテーマ『メイクツールのお手入れ』についてお話しします。
せっかくなので化粧筆(動物毛/合成毛)、アイシャドウチップ、パフ(パウダー/クッション)、スポンジ、マスカラコームのお手入れ方法すべてをまとめます。

最初は正直何となく綺麗になればいいや…くらいの気持ちでしたが、一本数千円する化粧筆を購入し始めた辺りから意識が変わりました。
すぐダメにするわけにはいかないという使命感?緊張感?からメイクツールの手入れについて真剣に考えるように。

Twitterにのせた簡易な説明はこちら🔽

私がフォローしている方、私をフォローしてくださっている方は“ブラシ好き”が多く、こういうテーマを扱うことにプレッシャーもありますが、気合い入れて紹介していきます!

商品目次
①ティッシュ 大王製紙 エリエール 贅沢保湿
②白鳳堂 筆ぬぐいBE
③ドライブラシクリーナー
④ネサンス メイクブラシ洗浄シート スピードオブクリーナー
⑤熊野筆リセッター(専用カップ付き)通常サイズ500ml
⑥ダイソー メイクブラシ専用クリーナー 150ml
⑦ダイソー メイクブラシクリーナー
⑧エスセレクト 使いきりポリエチ手袋 Mサイズ
⑨白鳳堂 透明石鹸 朱 30g(小)
⑩ダイソー パフ•スポンジ専用洗剤


■ドライでのお手入れ(都度やること)
基本は、使った後に化粧品をツールから離す作業を怠らないことが大切だと思っています。
残った化粧品や顔の皮脂の蓄積がツールを傷める原因となるから。
使ったら拭く、使ったら拭くを欠かさないことが大切です。

①ティッシュ
大王製紙 エリエール 贅沢保湿

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こんなに良いティッシュを使う必要は全くありません。
私がドレッサーに置いているティッシュがコレというだけで、普通のティッシュで構いません。

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(例)パウダーチーク使用後のYSL 非売品ミニパウダーブラシ ※合成毛

ティッシュを四つ折りにして、くるくる軽いタッチでブラシに付着している残ったパウダーを落とします。
「まずブラシをはたいて粉を落としましょう」と説明書きされている化粧筆もありますが、ちょっと面倒くさいので私は即ティッシュ。

これは合成毛でも動物毛でも同じ作業をします
私はパフ(クッション用やフェイスパウダー用など)もこれをやるようにしていて、そのままコンパクトに戻さないようにしています
ティッシュを何枚も使う必要はなく、四つ折りにした面を変えながら行います。

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(例)リキッドファンデーション使用後のM•A•C #191 ペイントブラシ ※合成毛

リップブラシ、クリームやリキッド状の下地やファンデーションを伸ばしたブラシは特に念入りに拭き取ります。



完全に色がつかなくなることはないので、表裏をティッシュに撫でつけて湿り気を取るイメージ
頑張って拭ったところで、粉物を扱うブラシよりも早く使用感が変わるのはしょうがないこと。
その点に関しては気にしすぎない。

②白鳳堂 筆ぬぐいBE

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白鳳堂の化粧筆ユーザーでなくとも500円+税なので是非とも買ってほしい!
ハンカチサイズ。旅先にも必ず持っていきます。

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ティッシュで粉を落とす方法をご紹介しましたが、家でメイクするときは筆ぬぐいを使います。※リキッド系はティッシュ
裏表の決まりは無く、広げたり畳んだり好きに使って良いと思います。
私は部屋着でメイクするので、半分に折って膝の上に置いていますが、恐らく卓上に置くのが正しい方法です。


ティッシュより断然取れるのであれこれ化粧筆を持ち替えなくても色が混ざりません。

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(例)フェイスパウダー使用後のメテオリットブラシ ※ヤギ毛

ティッシュとやり方は同じ。
化粧筆を使用する度に、筆ぬぐいの上で筆の表面だけをすべらせるように優しく拭き取ります。



③ドライブラシクリーナー

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写真の商品は非売品(クラランスのノベルティ)なので、ドライブラシクリーナーで検索してみてください。
化粧筆に付着しているカラーをブラックスポンジで絡め取るというもの。
ブラックスポンジは大抵取り外しでき、中性洗剤で洗って乾かすことで繰り返し使えます。私はまだ洗ったことない!

使い方はティッシュや筆ぬぐいと同じ。
スポンジの素材が結構硬く、取り除く力はティッシュや筆ぬぐいと比べると強いと感じます。

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(例)ラメカラー使用後のアイシャドウチップ

私は化粧筆には使わず、最近はアイシャドウチップ専用のクリーナーとして使っています。
アイシャドウチップをティッシュオフするとチップにティッシュの繊維が付くのが嫌。
筆ぬぐいは(そもそもチップに対応するものではないこともあり)ティッシュよりは取れるけど物足りない。
最終的にドライブラシクリーナーに落ち着いた感じ。

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アイシャドウパレットを購入したら、まず付属のアイシャドウチップは外してひとまとめに。
こうして並べると分かる通り、ブランドによって形が様々で面白いですよね。
メイク中にチップを使いたいタイミングになったらこの中から適したサイズのチップを取り出します。
上まぶたの中央にはまるっとした大きいもの、下まぶたの目頭には先が細いものなど。

以前は100円ショップでチップだけ別で買って使い捨てしていたのだけど、それにしてもチップの質が良くなくて…
資生堂のチップが良いとはよく聞くけれど、わざわざ買うほどではないかな〜と思い、付属のチップを活用しています。

■お助けアイテム
④ネサンス メイクブラシ洗浄シート スピードオブクリーナー

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アルカリ電解水を含むウェットシートで、ドライケアよりもしっかり油分を除去できるというもの。
薬局で約500円(12枚入り)で購入。リピートはしませんでした。
理由は、ティッシュか筆ぬぐいで十分なこととあまりコスパが良くないため。

念のため合成毛の化粧筆にしか使いませんでしたが、落ちは上々だった記憶が。
毎日(よく)使う化粧筆ではなく、月に数回の頻度で使うような化粧筆に使うと良いと思います。

※ここだけの話
無水エタノールでのお手入れについて超個人的な意見を書いておきますね。
私は健栄製薬の無水エタノールを持っています。
一時期、無水エタノールでメイクブラシをキレイにするという件が話題になったことがありミーハー心で買いました。
その当時、M•A•Cやクリニークのブラシクレンザーが主流(今も?)で、代替品として使えるなら値段も安いし良いなと。
ただ、この件には注意が必要で、ネットで色々調べると動物毛は避けた方がいいとか。
健栄製薬の公式サイトには無水エタノールを使ったメイクブラシのお手入れ術というページがありますが、化粧筆の毛質に関する記載はありませんでした。
実際、合成毛を洗うとかなりサッパリしました。ぬるま湯よりもごっそり汚れが取れている感覚。
しかし、乾いた後の毛の手触りがあまり好みでなく、それ以来合成毛の洗浄にも私は使っていません。
公式サイトに推奨記事がある以上、使ってはいけないものではないと思いますが、そもそも私が購入している化粧筆メーカーが推奨している方法ではないこともあり、積極的におすすめできる方法ではないと判断しました。
どうしても使いたい場合は動物毛や合成繊維と動物毛のミックスは避けた方がいいでしょう。

■ぬるま湯で洗う
化粧筆は筆先が固まったり、肌あたりが変わったら水洗いどきです。
チップは四面使ったら、メイクパフは1週間が目安。

体感だと、パウダーしか使っていない化粧筆は3〜4週間、リップブラシやリキッドを含ませる化粧筆は1〜2週間おきで洗っています。
ただ、これは毛の素材、使う頻度や好みの問題なので結構適当で良いです。

動物毛だとあまり洗わない方が良い場合が多くて…難しいですよね。
白鳳堂の店員さんに「いつ洗えばいいか分からないです」と告白したら、「今持ってたら見せてください」と言われたので、真剣に悩んでいる人は買ったブランドの店員さんに尋ねるというのも手段の一つ。

その点、合成毛はそこまで神経質にならなくて良いので、合成毛で練習してから動物毛のブラシを買うのもあり。
最近の合成毛は肌あたりが優しくて、洗っても色落ちしない(ものが多い)し、抜け毛やはみ出し毛も少ない。

ところで皆さんは、化粧筆のはみ出した毛ってどうしてますか?(数本、ぴょんぴょんって飛び出る)
ネットで検索しても出てこなかったので毛抜きで抜いているのですが、このやり方は果たして合ってるのか?
ハサミでカットするのは肌触りが変わる可能性があるためしません。

アイシャドウブラシは1ヶ月以上放置すること全然あるし、リキッドファンデーションブラシは気持ち悪くて2回使用して洗うときもありますよ。
最初は難しいかもしれませんが、使っていくうちに「まだいけるな」とか「もうやばそう」という自分なりの感覚が掴めてくるはず。
初心者さんは、パウダー3〜4週間、リキッド1〜2週間を目安に洗ってみてください。

⑤熊野筆リセッター(専用カップ付き)通常サイズ500ml

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こちらはリセッターなのでクリーナーではありません。
ほとんど泡立たず、ゴシゴシこする必要もなし。
天然由来の高分子の力で汚れを剥がし取る仕組み(イオン洗浄)。

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使い方はラベルに書いてあります。
使った感じだと、よく使う化粧筆のリセット用であり、洗ったあと長期間使わない(しまいたい)化粧筆には不向き。
毎日使う化粧筆をふわふわにしたいときにパパッと洗えるのが便利。
動物毛、合成毛共に使います。

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回転キャップを外し、専用カップの目盛りまで液体を入れます。

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リキッドかパウダーかで量が異なります。

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リキッドファンデーションを塗ったブラシを漬けてみますね。

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毛量にもよりますが、一瞬で液が吸われます。

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化粧筆の根元に水が溜まると腐る原因になるので、根元の少し下まで水を入れました。
基本毛先を使うため根元ギリギリまで汚れていることはそうそう無いですよね。
ひどく汚れているときはこのまま置くと良いそうです(ひどい汚れとは…)。
5日程度使った比較的きれいな化粧筆なのでこのままぬるま湯で洗い流します。

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洗ってきました。
筆先を下に向けて、毛の中まで洗い残しのないよう軽くほぐしながらすすぎます。
泡立たないのでいつまで洗えばいいか分かりにくいかもしれませんが、ぬるつきが無くなれば大丈夫だと思います。
乾けばふわふわです!

⑥ダイソー メイクブラシ専用クリーナー 150ml

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100円+税、ありがとう。
合成毛の化粧筆を洗う用、大量に使用するのでストックを欠かしません!
ワンタッチキャップなので蓋がどこかに行く心配なし。

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使い方は容器の裏側に書いてあります。
別途注ぐ容器が必要なので注意。
初めて購入するときは⑦を一緒に買おう!

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⑦ダイソー メイクブラシクリーナー

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こちらも勿論100円+税。
カップの底に洗浄板がついていて(取り外し可能)筆先をくるくる撫でるときれいになるという仕組み。
メイクブラシ専用クリーナーを入れて使います。
水洗いしたあとスタンドに4本の化粧筆を立てられますが、筆先を上にして立てないでください。
先程述べた通り、化粧筆の根元に水が溜まると腐る原因になります。
筆先が下になるよう差し込むか(サイズによっては抜けるため)濡れた状態では使わないようにしています。

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ぬるま湯ですすぐ際、手持ちできる洗浄板(美容雑誌の昔の付録)も度々使います(手が疲れてしまうので)。
最後は指先の感覚でクリーナーが残っていないか確認すると確実です。
私は手が荒れやすいため手袋をつけます。すすぎは適当⁉︎

⑧エスセレクト 使いきりポリエチ手袋 Mサイズ

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手にゴムが張り付く感覚が苦手でポリエチレン製にしましたが、緩いので水が入ってきます笑

⑨白鳳堂 透明石鹸 朱 30g(小)

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余分な成分を省き、筆のために極力シンプルな処方となっています。
小サイズは600円+税。
80gの大サイズは1,400円+税で、大小それぞれ朱と無着色から選べます。

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私は朱の方がかわいい〜と思い朱にしましたが、パプリカ色素等の成分が入っているだけなので無着色で良いと思います。
小サイズでも無くなる気配がないので小で十分。

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白鳳堂で購入した筆、動物毛の筆はこちらで洗います。
チャック付きの収納袋の裏に使い方が書かれていますよ。
使い終わったら、石鹸をよく乾かしてから収納袋に入れましょう(念のためラップにくるんでいます)。

化粧筆の手入れはここまで。
続いてパフやスポンジ編に移ります🔻

⑩ダイソー パフ•スポンジ専用洗剤

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すべてのパフ、スポンジをこちらの洗剤で洗っています。
時間の経過したファンデーションが一番厄介ですが、それも落ちるんですよ!

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ブラシクリーナーと同様にワンタッチキャップ。

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乾いた状態のスポンジにクリーナーを含ませるのが重要!
水で予洗いせず使ってください。
パフ、スポンジの種別ごとに洗い方のポイントを説明しますね。

1)シリコンパフ

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私は使いこなせず、最近は全く出番なし…
ティッシュやウェットティッシュで拭いてもファンデーションが浮くようになったら洗いどき。
クリーナーを垂らし、シリコンパフを傷つけないように指の腹で優しく撫でましょう。
すすぐ際も爪を立てないように。

2)目が粗いカットパフ

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スキンフードやエチュードハウスのカットパフが好きです。



エチュードハウスは4個で220円+税、使い捨てすることもあるし洗うこともあります。
全面使ったら洗いどき。
クリーナーを揉み込んでぬるま湯ですすぎます。
目が粗い分クリーナーが染み込みやすいので、クリーナーは少量ずつ出すと無駄がありません。
握り込みやすいため洗うのはラク。

3)薄いフェイス用パフ

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おしろいやフェイスパウダー付属のパフは、ファンデーションが少し付くくらいで汚れは目立ちにくい傾向にあります。
ただ、お直し等で一日に複数回手で触りますし、チリやホコリが付いている顔の表面に塗り重ねるもの。
見た目はきれいでも1週間で洗うのがおすすめ。
薄いパフは型崩れしにくいですが、片手で握り込まない方が良いです。
洗い方はシリコンパフと同様、指の腹で撫でつつ揉みつつ。
両手の平で押すように洗い流します。
リボンの裏に泡がたまるので注意してください。

☆ここから⑷〜⑺洗うのが大変ゾーンに入ります。できるだけやりたくない!!!

4)クッションパフ

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クッションファンデーションやクッションチーク用の薄いパフは仕上がりが変わったら洗いどき。
2週間くらい全然大丈夫らしいのですが、私は気にしいなので2、3回使用で洗います。
洗えば洗うほどパフは痛むのであまり頻繁に洗うのも良くないとは思います。
1〜2週間が目安かな?

クッションパフ、洗うの面倒ですよね。
全然きれいにならないし、永遠にファンデーションの汁が出てくる…
真っ先にクリーナーを垂らして(ちょっと揉んで)他のパフを洗っている間、少しつけておくのが手っ取り早い洗浄方法かなと思います。

5)厚いフェイス用パフ

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モノによっては中の綿が寄ったり、ボロボロになったりして型崩れしやすい要注意アイテムです。
ここに載せている、SUQQUやイプサ、後コスメデコルテのパフは型崩れしにくくて好きです。
薄いパフ以上に形を崩さないように優しく揉み洗いしています。
泡が残りやすいため手の平で圧をかけるすすぎも十分行うように心がけています。

6)卵型パフ

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有名なふたつ。ビューティブレンダー プロとオリーブヤングのしっとりパフ。
これらは直にファンデーションに触れるため全力で汚れていきます。
しかも水を含ませてから使うとなると、しっかり乾かさないと雑菌が繁殖しやすくなるため、特に注意が必要。
1週間以上の放置は絶対にしません。

オリーブヤングのしっとりパフはかなり弾力があり、洗っている最中に手が疲れてきます…
パフの中央の泡も掻き出す気持ちで揉み洗いとすすぎを頑張りましょう。
大きな気泡が出なくなれば完了。
私はキッチンペーパーで水気をギュッと取り、涼しいところで乾かしています。
ビューティブレンダーに関しては、専用の洗浄液もありますが、私は使ったことがありません。

7)肉厚で目が細かいパフ

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ランコムのタンイドル ダイヤパフやエスティローダーのスポンジは特に手が疲れます。
何個も洗うと握力のトレーニングになるのではと錯覚するほど疲れるため溜め込まないことを意識しています。
私は水を含ませないため全面使ったら洗います。
洗い方は他のパフと同じ。

ファンデーションの汚れは時間経過とともに取れにくくなるのは仕方がないこと。
多少色が残っても、まあこんなものかとスルーしちゃいます。
この肉厚スポンジたちは洗うのは大変ですが、その分モチが良いです。
何度洗っても欠けたり割れたりしにくいので、長く使うことができますよ。

■マスカラコーム(番外編)



これは以前、フォロワーさんに教えて頂いた方法。
キッチンペーパーをテーブルにひいて、その上にマスカラコームを置きます。

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部分用のメイクアップリムーバーを垂らして、使い終わった歯ブラシでコームの目をなぞります。



裏返して同じように目をなぞれば終了。
コットンで拭くよりも早くきれいになるおすすめの方法です。
お湯落ちのマスカラを使っている場合は、お湯で温めて汚れを浮かしましょう。

最近は使い捨てブラシを使っています。




…こんな感じ。
正しい方法を知りたいときは、ツールを買った店で聞くか洗浄剤の取扱説明書を読むようにしています。
そして、どうしても洗いたくないときはツールの交換だけして、使用済み化粧筆やパフは放置します。



1ヶ月以上洗えなくても何とかなるように、ツールの替えや使い捨てパフは多めにストック。
時には思い切って捨てる!毎日のメイクがしんどくなると生活そのものもしんどくなっていくので、それは良くない。




そんな毎週毎週頑張って洗えないのが普通ですよ。
洗えた週は自分で自分をめちゃくちゃ褒めます♡

以上、ぜひ参考にしてみてくださいー!